bartpe 13 - Crystal CPUID のプラグインを書く
前回：複数のファイルからなるプラグイン
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アプリケーションのファイルは C:\Program Files\***** の中身をそっくり files フォルダに入れるのですが、先に Windows 上でセッティングしておく場合もあります。
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1. Windows 上で Crystal CPUID を起動
タスクバーに Crystal CPUID のアイコンができています。BartPE ではタスクバー出ない（シェルが異なる）ので、あらかじめ常駐させない設定にしておくことでエラーを回避できます。
2. ここで起動するのは後でプラグインとして使う CrystalCPUID.exe ですので
まず plugin フォルダに CrystalCPUID フォルダを作ります。
前回の WCPUID と同様に files フォルダを用意し、CrystalCPUID.exe 以下すべてのファイルと data フォルダをコピーします。
3. 常駐を無効にする
さっそく Crystal CPUID を起動します。
「ファイル」、「カスタマイズ」を開くと
一番下に
□ Disable Task Tray Icon
ここにチェックマークを付けて閉じると、
タスクバーから黒いチップのアイコンが姿を消しました。
4. .inf ファイル、nu2menu.xml、ヘルプファイルを用意。
crystalcpuid.inf
crystalcpuid.txt ←白紙でかまわない
crystalcpuid_nu2menu.xml
WCPUID で書いた .inf と nu2menu.xml ファイルをコピーし、まずはファイル名を crystalcpuid に書き直します。
次に中身も wcpuid の部分をそっくり crystalcpuid に変え、ソースファイルはすべて入力します。
例： crystalcpuid.inf
[Version]
Signature= "$Windows NT$"
[PEBuilder]
Name="Crystal CPUID"
Enable=1
Help="crystalcpuid.txt"
[WinntDirectories]
a="Programs\crystalcpuid",2
b="Programs\crystalcpuid\data",2 ←下位フォルダを追加
[SourceDisksFiles]
files\crystalcpuid.exe=a,,1
files\crystalcpuid.ini=a,,1
files\sysinfo.dll=a,,1
files\sysinfo.sys=a,,1
files\sysinfo.vxd=a,,1
files\sysinfont4.sys=a,,1
files\sysinfox64.sys=a,,1
files\data\chip.pci=b,,1
files\data\chipset.pci=b,,1
files\data\class.pci=b,,1
files\data\pci.db=b,,1
files\data\vendor.pci=b,,1
files\data\video.pci=b,,1
[Append]
nu2menu.xml, crystalcpuid_nu2menu.xml
例： crystalcpuid_nu2menu.xml
<NU2MENU>
<MENU ID="System Tools">
<MITEM TYPE="ITEM" DISABLED="@Not(@FileExists(@GetProgramDrive()\Programs\crystalcpuid\crystalcpuid.exe))" CMD="RUN" FUNC="@GetProgramDrive()\Programs\crystalcpuid\crystalcpuid.exe">Crystal CPUID</MITEM>
</MENU>
</NU2MENU>
① プラグイン名
② メニューは「すべてのプログラム」なら Programs、「システム」に含めたい場合は System Tools にします。
③ ディレクトリパス "DISABLED=" と "CMD=" の両方
④ メニューに表示させたいソフト名（ダブルバイト文字可）
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