アプリケーションのプラグインを作る

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アプリケーションのプラグインにはスタートメニューに追加する .xml ファイルを用意します。
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1. プラグインを構成するファイル
前回書いたドライバのプラグインをおさらいすると次のファイルがありました。
　***.inf　←bartpe にインストールするファイルを指定するもの
　***.txt または ***.htm　←ヘルプファイル（白紙でかまわない）
　***.sys 等　←インストールしたいファイル（複数可）

　アプリケーションの場合はさらに
　***_nu2menu.xml　←スタートメニューに追加するプログラム名

2. ○○.inf ファイルのおさらい
まずは pebuilder に同梱されているプラグインの stinger を例に見てみます。

; stinger.inf
; PE Builder v3 plug-in INF file for stinger
; Created by Bart Lagerweij

[Version]
Signature= "$Windows NT$"

[PEBuilder]
Name="McAfee Stinger"
Enable=1
Help="stinger.htm"

[WinntDirectories]
a="Programs\stinger",2

[SourceDisksFiles]
stinger.exe=a,,1

[Append]
nu2menu.xml, stinger_nu2menu.xml

3. ヘルプファイルの役割
　****.txt
インターネット上に公開する場合はソースファイルのダウンロード先と、それらをどこに貼り付けるかを書きます。
例：
　Download Link: ****.htm
　Copy files to ～ directory.

※　"Copy files here" という拡張子無しのファイルをフォルダに置いてもいい。

4. ソースファイルの置き場所
stinger.exe のように単独のファイルなら ****.inf や ****_nu2menu.xml と同一フォルダに置いてもかまいませんが、複数ある場合は files というフォルダを作って、そこに保存します。

　プラグインフォルダ\files\...

5. メニューに表示させるプログラム名
bartpe で表示されるスタートメニューは nu2menu.xml を読み込んだものです。デフォルトの nu2menu.xml には“すべてのプログラム”やタスクマネジャー、コマンド、システムツールなどにあたるものが英語で用意されています。これに各プラグインで ****_nu2menu.xml というファイルを用意し、bartpe 作成時に nu2menu.xml に収集されるのです。
例：

<NU2MENU>
<MENU ID="Programs">
<MITEM TYPE="ITEM" DISABLED="@Not(@FileExists(@GetProgramDrive()\Programs\stinger\stinger.exe))" CMD="RUN" FUNC="@GetProgramDrive()\Programs\stinger\stinger.exe">ウィルス検索 McAfee Stinger</MITEM>
</MENU>
</NU2MENU>

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トップ > 作成手順もくじ > bartpe 11 bartpe 11 - アプリケーションのプラグインを作る前回：PCカード型LANアダプタ ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ アプリケーションのプラグインにはスタートメニューに追加する .xml ファイルを用意します。 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ 1. プラグインを構成するファイル前回書いたドライバのプラグインをおさらいすると次のファイルがありました。　*.inf　←bartpe にインストールするファイルを指定するもの　.txt または .htm　←ヘルプファイル（白紙でかまわない）　.sys 等　←インストールしたいファイル（複数可）　アプリケーションの場合はさらに　_nu2menu.xml　←スタートメニューに追加するプログラム名 2. ○○.inf ファイルのおさらいまずは pebuilder に同梱されているプラグインの stinger を例に見てみます。 CODE　作者： Bart Lagerwiej 氏 ; stinger.inf ; PE Builder v3 plug-in INF file for stinger ; Created by Bart Lagerweij [Version] Signature= "$Windows NT$" [PEBuilder] Name="McAfee Stinger" Enable=1 Help="stinger.htm" [WinntDirectories] a="Programs\stinger",2 [SourceDisksFiles] stinger.exe=a,,1 [Append] nu2menu.xml, stinger_nu2menu.xml ; stinger.inf　←"プラグイン名.inf" ; PE Builder v3 plug-in INF file for stinger　←for の後にアプリケーション名が入る ; Created by Bart Lagerweij　←作者名 [Version] Signature= "$Windows NT$" [PEBuilder] Name="McAfee Stinger"　←プラグイン一覧表に出る名前 Enable=1　←1：有効，2：無効～プラグイン一覧表で切り替える Help="stinger.htm"　←ヘルプファイル [WinntDirectories] a="Programs\stinger",2　プラグインのフォルダパス。Progurams\" 。なお下位フォルダがある場合は a="..." に加え、b="Pro...\\" も書く。 [SourceDisksFiles] stinger.exe=a,,1　←インストールするファイル。a,,1 とは上で指定したディレクトリパス。 [Append] nu2menu.xml, stinger_nu2menu.xml　←_nu2menu.xml にプラグイン名を書き換える。 3. ヘルプファイルの役割　.txt インターネット上に公開する場合はソースファイルのダウンロード先と、それらをどこに貼り付けるかを書きます。例：　Download Link: .htm 　Copy files to ～ directory. ※　"Copy files here" という拡張子無しのファイルをフォルダに置いてもいい。 4. ソースファイルの置き場所 stinger.exe のように単独のファイルなら .inf や _nu2menu.xml と同一フォルダに置いてもかまいませんが、複数ある場合は files というフォルダを作って、そこに保存します。　プラグインフォルダ\files\... 5. メニューに表示させるプログラム名 bartpe で表示されるスタートメニューは nu2menu.xml を読み込んだものです。デフォルトの nu2menu.xml には“すべてのプログラム”やタスクマネジャー、コマンド、システムツールなどにあたるものが英語で用意されています。これに各プラグインで _nu2menu.xml というファイルを用意し、bartpe 作成時に nu2menu.xml に収集されるのです。例： CODE <!-- Nu2Menu entry for McAfee stinger --> <NU2MENU> <MENU ID="Programs"> <MITEM TYPE="ITEM" DISABLED="@Not(@FileExists(@GetProgramDrive()\Programs\stinger\stinger.exe))" CMD="RUN" FUNC="@GetProgramDrive()\Programs\stinger\stinger.exe">ウィルス検索 McAfee Stinger</MITEM> </MENU> </NU2MENU> このファイルで書き換える場所は 4 箇所あります。　i) <!-- Nu2Menu entry for > ← for の後にプラグイン名　ii) DISABLED="...\Programs\ 以下のディレクトリパス、及び実行ファイル　iii) CMD="...\Programs\ 以下のディレクトリパス、及び実行ファイル　iv) ...">**</MITEM> に表示させたいアプリケーションの名前 bartpe 12 - 複数のファイルからなるプラグイン > ご意見はこちらでお待ちしております > フォーカー[4K]下書きブログ
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